民泊について
最近、テレビやマスコミにて耳にする機会が多い「民泊」ですが、どのようなものが民泊なのでしょうか?
定義としての民泊は範囲が広く、民家に泊まることの総称を民泊といいます。
例えば、友人の家に泊まりに行くことも民泊ですし、旅行先で知り合った人の家に泊めてもらうのも民泊です。その際、謝礼などの名目でお金を支払うかどうかは関係なく、むしろ無償で民家に泊まることが民泊のイメージでしたが、最近の民泊は少し捉え方が変わっており、旅行者を有償で受け入れるビジネスモデルも登場しました。
他にも、以前から農林漁業分野、特に農業における体験型の民泊(ただしこちらは農林漁家体験民宿や農業民宿と定義される)もあって、民泊の定義は様々です。
また、空き家の活用方法として、民泊が検討されている動きもあります。
これらの多様な民泊は、法規制が関係してきて1つに扱うことはできません。
空き家の所有者として、民泊が抱える問題点と、法的性質を覚えておきましょう。
税理士法人京都財務サポート 小寺健司